ドイツのメルケルさんと、 日本 「国連の敵国条項 は、いまや日本のためだけにある」

いまさら、って感じですが

ようやく
メルケルさんの訪日について
書くことができます。
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「結局 メルケルさんって
なんのために日本に来たのかわからない」
という声を聞きました。

「戦争をするのが日本の役割じゃない」

と、日本のあべさんに言ってこい!!

と、ヨーロッパの他の国々から
言われたのか

イスラエルをそそのかしてはいけません

といったのでしょうか。


・・・・・・
ともかく、ドイツは、第二次大戦後
謝罪外交を繰り返し
フランスとも国境を妥協し
近隣と仲良くすることに努めました

そして、ベルリンの壁が崩壊した時に
ドイツは、他国ともう一度条約を結びなおし
EU の中心国となりました。

ヨーロッパでは、EU以前に
自国の人権問題を国民がジュネーブの裁判所に
そして国連に直接
訴えることができる仕組みを作りました。

イタリアもEUに加盟しましたよね

いまや、国連の「敵国条項は日本のためだけに残っている」
というのが、国際法学者の常識見解です

「この敵国条項は、やっぱり残しておくべきだ」
と思わせるような言動を
日本は、してしまったのではないでしょうか

安保理事国加入などは、いまのスタンスでは
夢のまた夢。

・・・・・・
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でも、ヨーロッパとアジアは違う。

中国はフランスではない

まず、人権が
アジアでは確立していないのです!!!


もちろん日本でも確立されていません。
他民族へのヘイトスピーチなどが
公然と許されるのは、先進国ではない


と思われていますからね。

許されるどころか
政治家が差別発言をしても
政治的生命を失わないなんて、おかしい!!

と欧米では思われています。

・・・・・・・・・
日本がするべきことは
戦争をするのではなく
「戦争を政治力で 和平に導くことだよ」

とドイツも言いたいでしょう。
それを見せていくことが大事なのですね
ウクライナの時に、それがよくわかりました。

アジアでは
第二次大戦後の
1950年朝鮮戦争があった。
1950年、中国はチベットを中国にすることを宣言し
1959年、あの大きな国チベットは、中国に併合されました

1950年、アメリカでは基地なし軍備なし日本の返還を
アメリカ国内で主張する人も多かったのです。

しかし
同年、日本では9月革命説がおおっぴらに報道されていた。
結局、その時の米軍駐留を望んだのは
日本だったのです。
その理由は、
ヨーロッパとは異なる、その時の日本の状況にあります。

冷戦で分断こそされなかったが
朝鮮半島に核兵器をアメリカは配備した。
北朝鮮も対抗して配備していますね

自国の軍隊も自衛隊ももたないその時の日本は
その後、完全消滅の危機の可能性もあった。
ということです。

1984年には、中国はチベット領内に60億ドルの代金で
ヨーロッパからの使用済み核燃料を置きました。
チベットにはウラニウム鉱山もあり、中国による核実験も行われました。

ダライ・ラマのチベット亡命政府は
チベット領内での核実験、核燃料処分をやめるように言っています。
日本語でも、チベット亡命政府の日本代表部の
WEBで見ることができます。

アジア投資銀行は
チベットを中国と世界で
食べてしまう戦略にも見えます。
戦略としてはこれ以上ないすごい戦略ですね

イランイラクでは、アメリカの劣化ウラン弾95万発ーとも言われているーが
撒かれたと言われています。
アメリカの原子力発電所の低レベル核廃棄物が原料です。

シリアにも撒かれたと言われています

中央アジアの高原は
いったい誰のためのものなんでしょう

ベトナムでは強力な農薬の枯れ葉剤が撒かれました。
今でも、スイカのようなおおきな頭をした
ちっちゃな赤ちゃんを抱いた
若いお母さんを普通に見かけます。

カンボジアでは、地雷で片足をなくした子どもさんや
おとなのひとを見かけます。

・・・・
アジアで
日本がしないといけないのは
戦争ですかね?
こんな状況ですから
自衛隊は必要ですよ。

まず、多くの人が強い信念で
人権が尊重される「アジア」
作ることが必要なのではありませんか?

その上で、みんなが仲良くするべきなんだ、
とタフな交渉を
やっていくしかないのでは?

1000年の大計でね

・・・・アジアでは
ヨーロッパのようなことはできないのでしょうか
自分の国が戦地になるのなんて
まっぴらごめんだと
思われませんか?

戦争が始まれば
軍需産業だけが富み
国民は
悲惨なことになります
戦争は
兵士を弾にして
領土や権利をとっていくことだから。



・・・・
アジアや日本は
ドイツのようにはいかない
だけど
もっと難しいことだからこそ

日本はしないといけないでしょう?
それが神道や仏教そのもの
でもあるはずです


・・・・

明日をいい日に
by mai-kitani | 2015-04-14 22:43 | 政治を想う

あしたも元気!「きたにまい」の想い 本音の日々をつづります。


by 貴谷麻以