選挙の意義、報道、このズレに気づいて欲しい

選挙区結果を見て
「政権への委任状、」
とか
「政策への認可、」
とかいう意見を
わざわざもらいに行き
報道して、


まるで住民の意見のように選挙を総括してしまうということが多いのです。

これは違うだろう!
と思います。

地方の、投票した人の気持ちが分かってる?
もっと真剣に
投票した人の気持ちを聴いて!




聴く時にも
「政策論点はここでしたか?」
とかいう誘導的な聴き方ではなくてね。
ーーーー
ふつう
都知事選挙に投票に行くのに
国家全体のことを考えて投票する人は普通は、少ないでしょう。

大多数の人は、
自分たちの住む東京のこと、
地域のことを考えて、
つまり自分たちの地域の暮らしを考えて投票するのではないですか?

ですから
地域の選挙の結果の感想を政府関係者に聴いて、まるで住民の意見の国政に対する総括のように報道するということは
ホントおかしい!


総括するなら、

住民の真の意見を聴き込んで

それを総括して欲しいのです。

ーーーー
地方格差

一般に、
地方選挙では
しがらみが強く、また、

都会の負担ー産廃や原子力などのー
があり、しかも若い子どもを根こそぎ都会へ持って行かれるー学費と仕送り付きで。
屈辱感もあります。

コンビニも同じ

情報も来ない
学校もない
のです。

だからこそ

なんとかして欲しいと、

国政主流派に選挙で投票することは
多いのです。
経験からもね、これは願いなのです。

地方のために政治を動かして欲しいから。

野党の力が弱ければ、一層のことです。

投票の受け皿がない。

政府の政策が違う、悪い!と思っていても、選択肢がないー。

逆に違うと思っているからこそ、
その主流派を
なんとか変えて欲しいという願いを込めて
その主流派政党の候補者に投票するのです。


政党から見る地方選挙の意義、
地方選挙区の意義と
住民の意思は異なります

ー政党にとっては、地域を束ねるキーマンを選ぶ選挙ですから、国政選挙に動いてもらえるかどうかの足下のことですから、意味が大きいのです。

ー住民視点の意見と願いは、先述の通りです。。

繰り返しますが
国政政党から見た選挙意義と、
住民視点による選挙意義はまるで異なります。

であるのに、
それらがまるで一つのものであるかのごとくする報道を、また選挙前での報道をするのは何故でしょうか。

報道サイドの住民視点の欠如、もしくは住民の意識に気づいていないのかもしれません。


こんな報道慣習は
全国的に、
もうやめて!と、私は言いたいですね。

この報道慣習の問題点
まずこういった報道をすると
住民の政治的無力感の
醸成をすることになります。

また的外れの自信と間違った情報を政党に与えて、結果的に
三流の政治を促進してしまいます。

大変なことなのです。
早く気づいて!

と思います。よ。


明日をいい日に
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by mai-kitani | 2014-04-29 22:30 | 政治を想う

あしたも元気!「きたにまい」の想い 本音の日々をつづります。


by 貴谷麻以