2012 年始の地域の神事のいくつかの写真を 上竹矢のとんどさん
2012年 01月 13日
とんどさんーとんど祭りの用意ができると、
賀会が始まります
年末年始の一連の行事の一つです
暮れてくる時を待って、賀会は大詰めです
全員総立ちで、若松様のかけあいが始まります
見事なものです
そして、暮れると外でとんどさんが始まります
古来からの条里制のそのまま残る田園の中で
日本の神様がくにづくりをされて、最後に杖をその場について
「おう」といわれたところから
この地は「意宇」の地と、風土記の昔から呼ばれています
まさにその「おうの森」をバックに
行われるとんどさんです
形やひとがどう変わろうと
古事記。日本書紀編纂以前の
古来から脈々と存在した人々の営みが
祭りがあるのがわかります
そのこころが伝えられているのが
その場に立つと分かります
大きな根付き枝付きの真竹を据えて
三方から縄で支えて
火をつけてその年の恵方(今年は北北西です)に倒します
竹の炭は枝のところをまずその年の当番の方が戴き
また、みんなが戴いて、ご飯に入れて炊いたりします
このあと、おおもっつあん、などの行事もあり
上竹矢の年始は、まだまだ続きます
この地には、このような文化が生き続けています
明日をいい日に