2012 年始の地域の神事のいくつかの写真を  上竹矢のとんどさん

上竹矢のとんどさんです

とんどさんーとんど祭りの用意ができると、
賀会が始まります
年末年始の一連の行事の一つです


暮れてくる時を待って、賀会は大詰めです
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全員総立ちで、若松様のかけあいが始まります
見事なものです

そして、暮れると外でとんどさんが始まります
古来からの条里制のそのまま残る田園の中で

日本の神様がくにづくりをされて、最後に杖をその場について
「おう」といわれたところから
この地は「意宇」の地と、風土記の昔から呼ばれています

まさにその「おうの森」をバックに
行われるとんどさんです

形やひとがどう変わろうと
古事記。日本書紀編纂以前の
古来から脈々と存在した人々の営みが
祭りがあるのがわかります
そのこころが伝えられているのが
その場に立つと分かります

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大きな根付き枝付きの真竹を据えて
三方から縄で支えて
火をつけてその年の恵方(今年は北北西です)に倒します

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竹の炭は枝のところをまずその年の当番の方が戴き
また、みんなが戴いて、ご飯に入れて炊いたりします

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このあと、おおもっつあん、などの行事もあり
上竹矢の年始は、まだまだ続きます

この地には、このような文化が生き続けています

明日をいい日に056.gif
by mai-kitani | 2012-01-13 09:33 | まい日

あしたも元気!「きたにまい」の想い 本音の日々をつづります。


by 貴谷麻以