なぜNPOか 自治体のジレンマ

空き家対策
日本女性会議の分科会の人たちが
我が家でカレーパーティーをしました

空き家対策のシンポジウムと時間が重なり
出られなかったので
その後、尾道の空き家対策のNPOメンバーの
新田さんにお話を伺いました

空き家対策のポイントは
現実的に地域に何が求められているか
「ひと」を見極めるところです
ーー定住してくれる人かどうか
ーー地域に入ってくれる人かどうか
ーー本気の人かどうか
本気の人にだけ本気になる、それがポイントのようです

NPOが得意なところまた清掃など、細やかなところに目を配るところです
そうすれば、差別化がおのずから生まれます

差別化
差別化は行政が非常に苦手とするところです

だからNPOや任意団体は、
地域を良くするのに、とても大切なところなのです
そこを補完してくれます

でも松江市はNPOや官民協働が
もうひとつ分かっていないような気がします


職員さんの官民協働の対外研修
財源不足と言うことで
結果的になおざりにしてきたことに
起因するところが大きいと思います
机上だけで考える環境がほとんどです

社会課題の解決は
実は自治体職員さん「チームの実力」
にかかっているのですが
外回りの人がいない日
「パソコンを見ているだけ」になる日々も
多いのではないでしょうか

上司の考え方にもよるのですが
そういう人が育ちにくいのでは
ないでしょうか




例えば斐伊川水系、
大橋川改修、尾原ダムの件でも
自治体は島根大学白潟サロンの中海再生チームとも
(斐伊川クラブとも)尾原ダムの地域協議会とも組んでいかないと、
自治体職員だけでは、計画策定自体できない。

知識的にも技術的にも
視野の点でも
思いの点でも、
専門家や知見がどこにあるのか
見極める力や情報が
国にも地方行政にも集まらなくなっています



だからこそ民間と協働を
NPOや任意団体は
地方行政に不可欠のものになっているのです
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by mai-kitani | 2011-02-13 12:13 | 政治を想う

あしたも元気!「きたにまい」の想い 本音の日々をつづります。


by 貴谷麻以