政治のデフレ 参議院選挙
2010年 06月 06日
島根県の女性たちは、
一般に今回の参議院選挙には
冷めているようです
原因は、政党候補に女性がいない
ということがまず第一に挙げられます
「あれだけ女性がいない、変えなきゃ
と言っているのに
各党の島根県の候補者の決め方はそれ?」
期待だおれだった。の反応を良く聞きます。
候補者の資質は決して悪くないのですが
まず国民は
「プロセスと要件の開示」
を基本条件と
しているのです。
若い女性。
「みんなの党」が少し前までは
若い女性に、好感触だったのですが
候補を公募するでもなく
候補者の顔も見えない
(上記と同じ)
ということで
興味が薄れてきているみたいです。
管さんに総理が変わったと言っても
「ふうん、でも(政治や景気は)変わらないでしょう?
それで管さんって誰?」
と言う反応が若い女性には多いです。
「小沢さんが選挙の配置を決めて
民主党の選挙態勢が整ったから
だから、いいよ、交代しても。
そうすると好印象でしょ
という
計算された交代なんだ」、というイメージを
多くの人が持ってるみたい
自民党と民主党というと
保守と革新
だと区別されがちですが
40代以後の人は
「自民党も民主党もほとんど変わらない」と思っているようです
「国民の政治感については
政権政党の責任である」ということを
いまさらながら実感しました
政党がしっかりした知見をもつこと
「大きな政府や小さな政府」といった
「あっちかこっちか論争」ではなく
「福祉、教育、医療の切り捨てにはNO」
「経済の見通しを示し、モノ、人、そしてお金を循環させること」
「ごまかさずに開示せよ」
といった国民のまっとうな
政治的要求に
応えることが必要です
「こうすれば都合がいいよ
仕方がないんだよ
こういうもんなんだよ」
という真綿でくるまれるような感覚に
みんなが身を任せ
後で理由をつけ
その真綿に国全体が
からめとられているように私には思えてなりません
政治のデフレです