中央児童相談所へ 未来へ おかあさんが元気であることが子どもを育てる一番の環境です

パソコンが復旧しました

夜中の0時の時点に、戻ることができました。
でも現実は朝の9時半になっていました。
急げ!

・・・
途中でメールが携帯にいくつも飛び込んできます
電話がいくつもかかってきます。
相談電話もかかってきました
一瞬車を止めて対応。

10時に中央児童相談所へ飛び込み。
イケメンの野津同僚議員からも心配の電話が。

大変失礼いたしました。


009.gif中央児童相談所では
以前に
子どもと家庭の電話相談をさせて頂いたことがあり

虐待やいじめ、養子縁組やDV被害、加害
家庭問題、非行、性虐待
うつ、
その他本当にさまざまの件で
相談者に寄り添い、いっしょに解決方法を探す
お手伝いをさせていただくことができました

058.gif解決は何事も相談される人の中にあり
全てのカギはそのひとが握っていること

053.gif鏡になってそのひとを映してあげたり
添え木になったり、
そのひとができる選択肢を整理するお手伝いをしながら

056.gifそれからそのひとに最適な
短い言葉とこころのプレゼントをする

そうすると一瞬で別人のようになり
げんきに方向性を変えて進んで行かれることも
多いのです

そんなことを思い出しました

043.gif℡相談。それは一部分。
中央児童相談所、って、本当に大事なところなのです

子どもは減っているのに
虐待件数は増えていること

ひさしぶりに児童相談所に行って
職員さんも増えていて
島根県が対応しておられることが
よくわかりました

行政や関係者間の連携の取り組みも
今年始まったということがわかりました

そのなかで松江市の県からの突然の権限移譲も
大変だろうということがわかりましたよ。



005.gifおかあさんが元気が大事
子育てにおいて
今日もこういう言葉をお聞きしました


「おかあさんが(身体的に)元気で、精神的にも元気であれば
子どもを育てることができる」

これはキーワードだと思うのです。
そうなのです。
おかあさんが元気でなくなる要因がどんどん増えています
全く関係ないようにもえる
社会や個人の要因が
おかあさんに影響し
子どもにおおいに影響しているのです

(母子加算を切ったのは
官僚の間違いでしたね
復活は正しいと思います)

053.gif里帰り出産が意味するもの
たとえば、
里帰り出産一つとってみても
「里帰り出産ができない」
ことが意味するのは
030.gifお産による精神的回復、身体的回復
育児の練習、心構えを
親に習うことができないということを意味します

もし親に「最初の育児」を教えてもらえば
当然自分が親になった時にも
「親が最初の育児を教えるのだ」という自覚が
生まれます・
かたや
そうでない場合は
「親」の役割は、その世代で消えてしまいます

027.gifまた以前そうであったように
「安心して一ヶ月はゆっくり
外に出ないで何もしないで産後の回復をする」
ということができなければ
多くの人が
産後うつのまま、育児に突入してしまいます

(特に日本人は欧米人と比べて
産後の回復がしにくいのではないか
また、お産のリスクも体質的に
高いのではないかと思います
日本人の出産は先進諸国の中でも
リスクが高いほうなのです)

多くの保育所長さんが
そんな、現在のお母さんの
状況に懸念を示しておられます
「はっきり言えないが
おかあさんの状態が悪い。これは危ない」、

というようなところにいるおかあさんが
増えているそうです


中央児童相談所へ 未来へ おかあさんが元気であることが子どもを育てる一番の環境です_b0174284_3283260.jpg
053.gif「里帰り出産ができる」ということが
社会にとって何を意味するか
どんなに育児がしづらくなっているか
保育所がどうして大事か
なぜ政策として周産期医療が大事なのか
ぜひ男性も考えてください

003.gif
でもわからないよ
と、よくいわれます
無理しておかあさんが働かなければいいでしょ、と。
でも、社会はそんな状況じゃありません。

それに「ずっと社会と隔絶したおかあさん」による子育ては
それこそ
精神的虐待を母子に強いることになります

お産を経験した女性や、その近くにいる男性医師や
女性の経験の視点をもったひとでないと
わかりにくいことかもしれません
見えにくい
「些細な」ことかもしれません

でもこれは
とても重要なことですなのですよ。

みんなでなんとかしないといけないことなのです。
こういうことに政治家が動けなくて
何のためにいるの?
と私は思うのです
by mai-kitani | 2010-05-20 03:46 | まい日

あしたも元気!「きたにまい」の想い 本音の日々をつづります。


by 貴谷麻以