まち歩きをしてみて、カルミ(ホストステューデント)が言いました

カルミは、一泊だけやってきた
ミクロネシアの大学生
遺伝子の勉強をしたいと思っている

頭が良くって、
一目見たら
なんでも覚えてしまう

カルミのおじいさんやおばあさんは
日本語がとても上手だそうです

でも、ミクロネシア連邦は(南太平洋)
島ごとに言語が違って通じない
そこで、英語がコミュニケーションの
標準語になっているそうです

昔からの言葉はどんどんすたれていっているそう

宍道湖の上に広がる雲を見て
「カルミ、雲を表す言葉は、日本語にはとてもたくさんあるの
日本人は、自然を細かく分けて分析する
季節が4つあるから、その移り変わりを楽しむの
それぞれが、とてもスペシャルなんだ
雲も、そう 水も、そう。 雨も、ね。」
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「ミクロネシアでは季節は一つで、雨が降るか晴れるか、なんだ。
雲は、私たちにとって、雲でしかないんだけど
日本人にとっては、どんなふうにスペシャルなの?」

「たとえば、雲は、季節を示すし、移り変わりを示すから
文学にもなる。人生や、ある種の哲学でもあるの。」

「そうなんだ。私がいま住んでいるポンペイには
大きな遺跡があって、そこによく虹がかかるの
有るとき、オーストラリアから来た友達がそれを見て
すごく感激してたけど、私たちにとっては
いつものただの虹だから、感激しなかったの
そうしたら、彼女は私に失望したことがあった」

「文化や言葉が違うと、気がつくものも
大切にするものも、変わるものね」

・・・・こういうことを久しぶりで英語で話し合いました
ミクロネシアの大学生は
みんな純朴で頭がいい

島根に呼ばれた理由が分かりました

カルミは、分かれる前に
いっぱい(お互いに)感謝していました
不快におもうことは一度もない、
非常に礼儀正しい学生さんだったのです

カルミは言います
「私がどこに行こうと、母親は心配したことがない
なぜなら、私はとてもフレキシブルで
何でも受け入れることができるから。
それに全てに感謝することができるから、と
母は言います。
でも、ほかの姉妹はそうではなくて
こうでなくちゃいけない、
とかって思っているから
姉妹が外に出る時は、母は心配する」

なるほど、そのsとおりです。

国際人に必要なのは
フレキシブルさと感謝する心
受容する心ですね

あしたをいい日に♫
by mai-kitani | 2013-11-03 11:39

あしたも元気!「きたにまい」の想い 本音の日々をつづります。


by 貴谷麻以