フクシマの子どもたちを松江に呼んでは、との提案を頂きました

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フクシマの子どもたちを松江へ呼んでは?との提案を
市民の方何人か、からいただきました


理由は、もちろん食物による内部被爆から少しでも遠ざかるため
子どもさんは新陳代謝が盛んですから
影響も受けやすいし修復もしやすいはずです
また、
のんびりゆっくり過ごしてもらうため、でした


いろいろと悩み多方面のことを考えましたが
タブーをおそれず
本会議で質問することにしました

松江市の回答は予想通り
「検査によると基準値を超えた内部被爆の人はいないとのことなので
特に呼ぶ必要はない」との回答でした

内部被爆を検査してもらうためには
それで、もちろん皆さんがよくご存知のことですが・・・
当初は
1万ベクレルとか、が衣服等から検出されない人は測定しない
などの基準があったこと

また、一部の機械が壊れていたこと

そもそも内部被爆を測定する器械そのものが非常に少なく
部品が更新されていなかったこと、

などがあったのは事実です

いまは、違います
多くの県で、避難先で検査ができるようになりました
新製品の導入で、検査時間も大幅に短縮されています

いろいろなことは、
わかっているのですが
公表されていないので、公開の場で質問した訳です


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この質問が終わってから
私の質問途中で
昼休憩が入りました

先輩が・・・
原発を推進してきた、また
普段から再稼働も口にしておられる
数あるベテラン議員は多い
ほとんどかもしれない
のですが
そのなかのおひとりが

「教えてあげるわ。フクシマの子どもたちは
原発のある島根県には怖くてこないよ」
と執行部の前で私に近づいて言われました

私は
「おっしゃるとおりです。
そんな松江にしてはいけませんよね」
と答えました

その議員のかたは口をつぐんで
そのまま行ってしまわれました

先輩の気持ちもよくわかるのです
推進してきた方ですから
ここは、わかっていない新米議員にひとこと、
と思ってくださったのでしょう

気持ちそして現実と
フクシマの子どもたちと
親御さんたちが何を避けられるかはわかっているわけです
普通に気持ちを考えればわかることです

でも、市民の方々のお気持ちも含めて
それでも松江市が呼んでみようと言うなら
協力される方はいっぱいおられるわけですから
私もそれでも来られる方がおられれば
せいいっぱいお迎えしようと思う訳ですから
本会議に質問を
したわけです

ただ、松江市議会ではご存知の通り
(上記の方も委員会のことを決める立場の方ですが)
原発について全く話し合っていません
それどころか、話題をそらそうとしているような
ことばかりしています

原発についても、個々が質問しているだけで


何をするにしろしないにしろ
新エネルギーにしろ
話し合わないといけないのに
そんなの、再稼働に決まっているとか
普通に言われるだけです

原発立地の自治体とその周辺でないと
原子力について
なかなか考えもしなかったことですから

いまの議員の方々で本気に心配されている方は
本当に少ないのではないでしょうか
私はそれを心配します

私が議員になってみて
議員を選ぶとはどういうことか、
こんなに重要なことだった
のだと
つくづく考える今日この頃です
そこに力が存在するのです

何を誰に与えるか

私がプルサーマルの県の懇談会の副会長だった
それから
女性議員の気持ちは市長に伝えた
やはり私がするべきことは、あったのですね
いま、私がここにいることも必然だったのだなと思います
・・・・・・・・・・・・・
合併前は
140人の市町村議員だったのが、
36人になった
そして来年は、34人になろうとしている

その議員を選ぶ意味は?
議員になろうとしている方もぜひ
議員を投票で選ばれる方もぜひ

いままでのようなわけでは、いかないのです
考えましょう
何ができるか
未来のために、です

何をするか、あなたができること

今回のように提案して頂くのもありがたいことです

原子力のことに限らず
普通の小さなことを、できることを
しましょう
みんなでね


どうか、明日をいい日に


by mai-kitani | 2012-07-02 13:29 | まい日

あしたも元気!「きたにまい」の想い 本音の日々をつづります。


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