フィンランドの男性と女性の問題 。。タリア委員長に訊く

(フィンランドでは、何度も大掛かりな改革をしてきています。
それをしてきた、タイパレ夫妻のお家に伺わせて頂いたのですが
それはまた後日アップします)

給与の決め方
今回、タリア委員長にお訊きしたところでは
給与は、雇用者連盟と組合が話し合いで決めるのだそうです。
国なら、政府と組合で。

また、職場ごとに職種の名前ではなく
(例えば名目の理事長と現場では、現場の方が高い)
仕事の要求度に応じて給与を支払うよう
政府が指導
しているのだそうです

   これは現実的な制度だと思います
  日本では、「今は我慢していてあとでいい目に」
 という慣習がまかり通っているから
 社会の変化に対応できないのですね

 その業界での「10年後に回収する制度」、などは
他の人からは理解しがたいものがありますから
そこをメデイアが非難したら
業界とメディアの不信感が高まるだけです。


他の人がそこだけを改革したとしたら
ほかの制度が壊れますしね

日本を維持するには
この改革は必要だと思います
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また、大臣がおっしゃるには
「女性が労働生活をしているから、ある意味、依存しないで済む」
しかも、学生の頃、給食は無料
6歳以下の子どもたちには保育の権利がある
最も重要なのは保育のレベルが高いこと


しかしながら、フィンランドにも問題がある、と。
男性は自分の健康がケアできていない
女性のサラリーが低い
若い男性の教育不足が切実

健康が悪くなると働けなくなる
働けなくなると税金を払えなくなる
社会を支えることができなくなる

・・・・・率直にものを言うことがフィンランド人の美徳ですね
大臣のお話に感心しました
by mai-kitani | 2012-05-25 11:56 | まい日

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by 貴谷麻以