星のまたたき

星の瞬きは変わらない今、午前4時です
赤い星が夜空に瞬いています


あの星の瞬きは、以前とは変わらないけれど
多くの人々の気持ちは
東日本大震災以後、変わりました


特に女性たちは。

未来に、子どもたちに
こんなことをしていてはいけない、
と納得したはずです


過去に何があったかを知って
前に進んで変えていくこと

私たちは時間の
後戻りはできないのです
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原発の選択って
原発の選択だって
継続・推進かやめるか、二者択一だなんて
単純な話ではないのですが
議会の多くの人がそう思っているみたい

これ、違います!


既にあるものをどうしていくか
ということは
とても難しいことです

原子力発電所を収束していくにしたって
(実際廃炉にするのですから
政策も転換したのですから。
スウェーデンは、原子力には、ほとんど頼っていません)

核燃料と言う危険物をウラン鉱に戻すための
新しい技術が開発されない限り

使い始めた限り
未来永劫
人類は原子力と放射能について
考え続けないといけません

推進・継続したいひと、にしたって
ここを考えないわけにはいかないのです

夢のエネルギーはやっぱり夢だっと
夢から覚めて
現実に戻らないといけないと言う
ただそれだけの話です

伝説
アメリカ先住民の伝説に
「この土地の下の赤い土は絶対使ってはならない
使うと人々の終わりだ」
というのがあったそうですが

実際、その赤い土と言うのはウラン鉱でした
どうしてこんな伝説が
いったい誰が作って言い伝えたのか
不思議な話ですね

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国の責任
国はその責任が、いま「廃炉」となっている土地にも
未来まで
その責任を免れることはありません


原発特措法の話だって
誘致が合って、それを納得してもらうための
お金のシャワーなわけですから
廃炉したとしても

過去と言うもの自体を否定できない限り
ずっとお金の措置は必要なわけです

原発交付金のお金の使い方
私が以前、松江市の行革の委員の時、
ある日、委員会で指摘しました
「他都市は公共施設の耐震で財政的に
非常に困っているところが出てきたようだ。
松江市はそれについて考えているか」と。
答えは「まだ考えていない」
でした。

ただ、松江市は賢いことに
すぐに小学校などの教育施設の耐震化を
原発特措法のお金を使って
やり始めました
このお金の使い方は
上手だったと思います


でもお金の使い方と
なぜそのお金が交付されるのかという理由と
思考停止は異なります


よく混同されるのですが
理論の結果と方法と手段と目的と
現実のプロセスは、
全部互いに異なるのです

お金と原子力発電所は
イコールではありません
お金は、たいへんな思いをするひとのための
見舞金なのです


さもひとつしかない、ふたつしかない
といった議論は
エネルギー政策には
全くあてはまりません


島根の電気が原子力に頼っている割合は
3%程度だと
新聞に書かれていました

思考停止から抜け出しましょう
思考停止してないで、前に進みましょう

我々の土地を安全にするにはどうすればいいか
私たちが考えないといけないのは
ただそれだけ

政策決定の場にいる男性達、
しっかりしてください!
松江市では、政策決定の場は男性が9割なのです

女性たちの言うことは
まるで愚かなことのように思っておられる方も多く
いつも却下されますが

女性たちは
未来を本能的にみすえる
直感があります

現実をみすえて現実の政策をたてましょう
避難路は?
避難の順番は?

今動いている原発を安全なものにする、喫緊の課題は?
その方法は?
それを現実にする手段は?
移動できない使用済み核の危険物の扱いは?
それに必要なものは?

明日をいい日に056.gif
by mai-kitani | 2011-04-06 05:02 | 政治を想う

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